スマートウォッチにも、様々な機能やアプリが搭載されるようになりましたが、本当にスマートウォッチとして求められる機能って、どんなものでしょうか?
スマートウォッチは、スマートフォンを腕に着けたもの、という捉え方をされることが多々ありますが、僕は、スマートウォッチにはスマホとは全く異なる用途があると思っています。
そもそも、「Watch」という言葉は、「注意して見る」「監視する」「見張る」という意味です。これは、そのままスマートウォッチの本質を表しているように思います。つまり、「現在の時刻」を「常に監視」して教えてくれるのが「時計」で、従来のWatchはまさにこの機能を持った機械だったわけですが、スマートウォッチは時間だけでなく、人の代わりに様々な情報を「Watch」して教えてくれるものです。
あるものを絶えず「Watch」し続け、その状態に変化があった時にはリアルタイムで即座に「通知」してくれる。これがスマートウォッチにしかできない、本質的な使い道だと思います。
もちろんスマホでも通知機能はありますが、スマホだと、「取り出す→ロック解除する→通知センターを開く→確認する→しまう」という動作が必要で、スマートウォッチのように、一瞬で手軽に通知チェックをすることができず、通知機能を100%使いこなすことは困難です。また、通知のあった瞬間に100%気づけるのは、肌に密着して振動で伝えるスマートウォッチならではと言えます。
このように考えると、今後スマートウォッチに本当に必要な機能やアプリが見えてきます。それは、どのような情報を「常にウォッチ(監視)」し続けるのか、ということに集約されます。この視点から、スマートウォッチの本質的な機能をまとめた図解を作成しました。
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