「WIRED」に、「さらば、「ウェアラブル」──その姿は消えてなくなる」という記事が掲載されていて、ウェアラブルデバイスのデザインについて書かれていました。これを読んだきっかけで、まずウェアラブルデバイスの定義について考えたいと思いつきましたので、今回はその定義について書かせていただきます(WIREDの記事については次回ご紹介します)。
そもそも、「ウェアラブルデバイスとは何か?」という定義を、「ウェアラブル」をテーマとする本サイトとしては、一度しておかなければならないですね。
よく、体につけて持ち運べるコンピュータが「ウェアラブルデバイス」と言われます。もちろん間違いではないと思うのですが、それだと過去の携帯電話もバンドを付ければウェアラブルデバイスになってしまいます。これでは意味が広がってしまい、漠然としてしまうように思うので、ここではもう少し意味を限定したいと思います。
そこで、このサイトでいう「ウェアラブルデバイス」は一旦、「ファッションとしての文脈を持つ通信端末」と、「ファッションとは関係なく、身につけることで機能性を発揮する通信端末(例えば業務用端末など)」の2つがある、として扱いたいと思います。このような分け方をするのは、もともと僕自身がこのサイトを始めた際に「テクノロジーとファッションは両立するのか?」「サイバーパンクやマトリックスのようなファッションカルチャーは将来、現実化するのか?」ということに興味があり、素朴な疑問を持ったことがきっかけだったからです。
▲近未来SF小説「サイバーパンク」の名作であり金字塔『ニューロマンサー』。
ハヤカワ オンラインより
ウェアラブルデバイスは、広くは「IoT」と呼ばれる、「今までネットと繋がっていなかったモノが遍く繋がるようになること」という概念の一部に含まれるジャンルかと思いますが、ここではやはり、「装着して見せるテクノロジー」という切り口からの紹介も是非、沢山投稿していきたいと思っています。
そこで最近WIREDから出た記事に興味深いものがありましたので、次回の記事にて紹介させていただきたいと思います!
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